フェイジョアの木を庭に植えてみた

ガーデニング

我が家の小さな庭をイングリッシュガーデンみたいにしようとライラックやハーブを植えみたものの、もっさりな見た目になってしまいイメージ通りにいきません。庭作りって素人には結構難しいですね。

ある日おしゃれな美容室の前を通った時に、キレイな樹形をした木に目が留まりました。光沢を帯びた濃い緑で丸みを帯びた葉だけど、葉の裏はシルバー色。この木がおしゃれな店の外観とうまくマッチしてるんです。

この木の正体は『フェイジョア』というフトモモ科の常緑低木で、食べられる実も付けるというスグレモノ。早速我が家に植えたい!という事で近所のホームセンターに行ったらフェイジョアの『アポロ』という品種が置いてあったので買って家に植えてみます。

フェイジョア(アポロ)の特徴とは?

フェイジョアのアポロという品種には次のような特徴があります。

  • 元が熱帯植物なので暑さに強い!それに寒さにもある程度(-5℃位)耐えられる!
  • 樹高が比較的コンパクト!(成長しても高さ3mくらいで我が家の狭い庭でも大丈夫。)
  • 花が結構綺麗。
  • 実がなる。(アポロは自家結実性があり一本の木でも多少実がなるそうですが、沢山収穫するなら他品種のフェイジョアをもう一本植える必要があります。)

フェイジョア(アポロ)の外観

ケーヨーデイツーの植木コーナーに3本フェイジョアが置いてありました。でも2本は枯れていてこの写真の一本だけ残っていました。状態が比較的まともだったので買ってきました。

ラベルには15cmって書いてあるけれど30cmありました。

フェイジョア・アポロの苗木

フェイジョアのラベル。こんな花が咲いてこんな実がなるんですね。

フェイジョア・アポロのラベル

株は立派ですが、一部の枝先が少し枯れているし枯れた葉もちらひら。多分寒さにやられたんだと思います。と言うことは去年から売れずに店に野ざらしにされていたんでしょうね・・・。

フェイジョア・アポロの様子

フェイジョアの見た目は、日本の暖地に自生している『ウバメガシ』によく似ています。

葉の形といい、厚みといい、光沢具合といいウバメガシそのもの。

フェイジョア・アポロの葉

フェイジョアを植え付ける(2023/3/16)

それでは植え付けましょう。今回はこちらを準備。腐葉土と緩効性肥料と土に混ぜ込むタイプの殺虫剤。

フェイジョアを植えるのに準備したもの

穴を掘ってその中に腐葉土と緩効性肥料と殺虫剤を適量入れて混ぜ合わせます。

フェイジョアに腐葉土と肥料と農薬

そしてフェイジョアを鉢から取り出して植え付けます。

フェイジョア植え付け完了

フェイジョアに変化が!(2023/5/6)

植え付けてはみたものの、一向に成長する様子の無いフェイジョア。4月に入り他の草木が花を咲かせたり枝葉を茂らせてもフェイジョアの芽は微動だにしません。

ちょっと心配になって来た4月下旬。久しぶりにフェイジョアを見ると枝先の芽が少し動き始めていて、5月に入って連日25℃以上の暑い日が続くと芽がイッキに伸び始めてきました!

よくよく考えてみるとフェイジョアは熱帯起源の植物だから、ある程度の温度が無いと成長しないのかもしれませんね。

5月のフェイジョア
新芽が伸びるフェイジョア

新緑のフェイジョア(2023/5/21)

新芽が動き始めてから約2週間後の様子。

すっかり葉が開いていました。葉は薄い翡翠色でとても綺麗な新緑でした。本来ならこの時に蕾も膨らんでくるようですが、どこを見ても蕾らしいものはありませんでした。

まだ株が小さいから花は来年に期待ですね。

5月下旬新緑のフェイジョア
新芽が翡翠色で美しい

成長時期を過ぎたフェイジョア(2023/10/8)

夏が過ぎて秋が到来しましたが、フェイジョアの様子はこんな感じです。買った時よりも一回り大きく成長しました。

10月のフェイジョア

今年伸びた部分を測ってみると、およそ10cmくらいで成長は比較的緩やかです。

成長した部分

2023年はこんな感じで少しだけ大きくなりました。来年の成長記録は2024年春頃からアップしたいと思います。

あと将来的には実を収穫してみたいけれど、フェイジョアは異なる品種のものを複数植えると結実しやすいそうで・・・でも我が家には2本植えるほど庭に余裕は無いのが悲しい所。どうしようかな。

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稜線の記憶