我が家の2畳程小さな庭に昨年(2022年)ライラックを植えましたが、暑さのせいか一年目はうまく育ちませんでした。
そこで暑さに比較的強くてあまり高木にならない『姫ライラック』という木があるのを知って、色々ホームセンター巡りをしたものの、全然見つかりません・・・。姫ライラックって意外と置いて無いものなんですね。
そして2023年の春、たまたま行ったホームセンターの島忠にヒメライラックのペンダという品種が置いてあったので早速買って植えてみました。このブログではライラック・ペンダを植えてからの成長記録を紹介していきます!
姫ライラック(ペンダ)の特徴とは?
姫ライラックのペンダという品種には次のような特徴があります。
- 一般的なライラックよりも暑さに強い!(猛暑の埼玉でも育てられそう。)
- 樹高がコンパクト!(成長しても高さ1.5mくらいで我が家の狭い庭でも大丈夫。)
- 一度咲いた後も繰り返し咲く性質がある!(長い期間花を楽しめる。)
- おまけに香りもある!(花期が長い分香りを楽しめる期間も長い。)
という事で、狭い庭の一角にヒメライラックを植えて、その周りをリーフ類や花で彩って”イングリッシュガーデン風”に仕立てようかと素人ながらに挑戦してみます。
姫ライラック(ペンダ)を植えている環境
・埼玉県中部
※日本一の酷暑で知られる熊谷市に近い所で、夏は40℃近く、冬はマイナス4℃くらいまで下がります。
・水はけは良い。
・日当たりは午前中のみ。
姫ライラック植え付け(2023/3/12)
今回購入したヒメライラックはこちらで、高さおよそ15センチほどの小さな苗です。枝先は芽生え始めていました。PW(PROVEN WINNERS/プルーブンウィナーズ)の商品で、花が綺麗なのは勿論の事、花つきが良く、丈夫でローメンテナンスで初心者でも育てやすい花卉を世にリリースし続ける革新的なブランドのようです。
お値段は2175円。大きさの割に結構いい値段だったけど、ずっと探していた花だったので即買い!
植え付け前に今回準備したのがこちら。腐葉土と緩効性肥料と、粒剤オルトラン殺虫剤です。昨年ライラックを植えた時に葉っぱをイモムシやコガネムシにやられたのでその予防で農薬を用意しました。
枝先の芽が今にも開きそうな感じで、幾つかの芽には蕾らしいのも付いています。早速花が咲きそうですね。ちなみにライラックの香りってどんな感じなんでしょうね。未だに香りを嗅いだことがないのでイメージが湧きません。
スコップで穴を掘って、その中に腐葉土や肥料、オルトランを適量混ぜます。ちなみに穴の周りの緑は『エリゲロン・カルビンスキアヌス(源平小菊)』で冬以外は白い小さい菊の花を付けます。
根本付近を観察すると、土の表面に根っこがみえました。
ライラックの植え替えの時と同じように、根本付近の土を少し盛って接ぎ木部分の発根をさらに促進させるように植え付けました。
やっと見つけて手に入れた姫ライラック。この先どんな感じで成長していくのか楽しみですね。
開花直前(2023/3/26)
植え付けてからおよそ2周間経過。連日20℃越えの日々が続いたので一気に芽生えました。そしてツボミもしっかりして来て開花秒読み段階に入りました。
姫ライラックに異変が・・・(2023/4/1)
朝何気無く姫ライラックを見たら、2本あった枝の一方の葉っぱがしなっていました。まるで水が切れたかのようにシナシナになっていたのです。土は十分湿ってるし萎れる要素は何一つ無いはずなのに。
3月下旬は雨が多かったから、もしかして根腐れ??虫にやられた??それとも植え付け方が悪かったのか???しかし時期的にまだ寒いから根腐れや虫の可能性は低い気がするし、植え付け方が悪かったのなら植えた最初からダメになったはず。
とりあえず原因が判らないから様子見するしかありません・・・。かろうじて半分の枝は元気そうなのでこのまま枯れない事を祈るだけです。
姫ライラックペンダ開花!(2023/4/13)
連日初夏を思わせるような陽気でペンダのつぼみはどんど成長していきました。
そしてこの日ついに開花しました!
咲いたらまず試してみたいのがペンダの香り・・・。ライラックのように甘い芳香がするようですが、期待を胸に鼻を花に近づけるけれど、あれっなんかほんのり臭い。
咲き初めはいい匂いがしないのかな???ということで満開になった時に改めて匂いを嗅いでみます。
さて、4/1に枯れ始めた左側の枝はこんな感じになってしまいました。
地植えした時にちゃんと土で埋めたつもりだし、水も切らさなかったし原因がよくわかりません。強いて言えば植え替え時に根を少し傷ませたくらいです。
とりあえず花が咲いてる方の枝は元気なのでこちらをうまく成長させていきます。
満開を迎えました!(2023/4/20)
満開を迎えた姫ライラックペンダ。香りはやっぱりしませんね・・・。もしかしたら株がまだ小さいから香りを発しないのかも。でもお花は綺麗で小さな花が密集してピンクの手鞠のようです。周りに咲いている白い菊の『エリゲロン』と競い合うように咲いていました。
花は終了。散ってしまいました。(2023/4/22)
満開になってから二日後。花が散っていました。あれっ思いの外散るのが早いぞ・・・。姫ライラックペンダの花持ちってこんなものなんでしょうか??
ここ2~3日連日28℃近い暑さだったから散るのが早まったのかなぁ。とよくわかりませんがとりあえず見頃は終わったようです。
でもこのペンダは『繰り返し咲く』性質を持っています。つまり条件が良ければ春、夏、秋と咲き続けるので、この先どんな感じでまた咲くのか引き続きウォッチングしながら株を大きく育てていきたいと思います。
姫ライラックの周りのエリゲロンがモリモリ咲いてきました。