登山した日-2017.5.20
今から数年前の秋に初めて稲包山を登った時、紅葉がとても綺麗で感動しました。紅葉が美しいのなら新緑も綺麗なはず。だから今度は新緑の稲包山を登ってみたい・・・。
ずっと心の中で思い続けていた新緑の稲包山登山を2017年の5月に実行しました。
※この登山記事は全3ページです。
稲包山登山の地図とコースタイム
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5:00駐車スペース7:20赤沢峠8:55稲包山山頂10:30キワノ平ノ頭11:40長倉山12:00三国峠13:25大般若塚14:10法師温泉14:30駐車スペース戻り (計9時間30分)
赤沢スキー場から目指せ稲包山
今回は赤沢スキー場を起点に赤沢峠~稲包山~キワノ平の頭~三国峠~三国路自然歩道~法師温泉を、ぐるりと円を描くように歩いていきます。
赤沢スキー場のゲートから道路を少し歩いた先に登山口があります。
登山口へ入るとゲレンデの中を歩いていきます。
目印が乏しいからゲレンデをどこまで歩いてよいか分からないや。もう少し先へ行ってみよう。
ゲレンデの途中で四万温泉の看板を発見しました。
看板の先は登山道。とりあえず道が見つかってほっと一安心。
辺りはすっかり新緑になっていたけど、太陽がまだ出ていないから薄暗くて映えない光景です。
やがて太陽が出ると、森全体が朝日で赤色に染まりました。
新緑に包まれながら赤沢峠へ
山々はすっかり新緑色。
素晴らしく萌黄色。いつまでも眺めてたいけどそういう訳にはいかないのよね。今回のコースは長いからガンガン先へ進まないと・・・。
遠くに赤沢峠のある尾根が見えてきたけどまだ遠いなぁ。あと1時間はかかりそう。
登り始めてから2時間以上経ってやっと赤沢峠へ辿り着きました。
ちょっと疲労を感じるけど、今日予定している行程の4分の1程度しかまだ歩いてません。
赤沢峠には東屋が建っていました。ちょっとここで一服しましょう。
稲包山への道は極上の尾根歩き
東屋を後にして稲包山へ向かいます。
ここからは尾根歩きで、ブナの疎林に包まれた緩やかなアップダウンの道が続きます。
まだ新緑前だったので森の中は意外と見通しが利きました。
突然鋭い矛先を天に向けてそびえ立つ稲包山が目の前に見えた時は、嬉しさのあまり思わず声を上げてしまいました。
稲包山だけじゃなく、残雪を抱いた上越国境の山々も見渡せました。
進むに連れて、稲包山の矛先は大きく迫ってきました。
稲包山山頂直下まで近づきました。いよいよ最後の登りに差し掛かります。
稲包山の矛先に取り付くと、胸を締め付けられる辛い登りで、あまりのしんどさに幾度となく足取りが止まりました。
でもなんとか踏ん張って山頂に立つと、見晴らしがバッと開けました。
稲包山山頂は360度絶景が広がる素晴らしい場所でした。
でもここまでの道のりは長くて、すっかりヘバッてしまいました。
ザックを下ろして地面にへたり込んでしばらく絶景を眺め続けました。