宝股山・瀬戸内海を一望できる極上の展望地(愛媛県今治市伯方島)

登山

登山した日-2019.1.2

宝股山(ほうこさん:304m)は伯方島の最高峰で、鉾を突き立てたような鋭い頂きが特徴的です。その姿から伯方島の人はこの山を鉾山(ほこさん)あるいはホゴ山と読んでいます。

見た目は険しい山ですが山頂直下まで車で行けるため、約20分の登山で山頂へ立つ事が出来ます。

山頂からはの展望はとても素晴らしくて、瀬戸内海の多島群の絶景を堪能できる伯方島でイチバンのビュースポットです。

宝股山(鉾山)登山地図

※地図内の『+-』ボタンや画面タップで拡大縮小できます。

駐車場は無料。トイレあり(時期によって閉まってます。)




伯方島・宝股山までのルート

宝股山へ向かうにはまず『宝股山トンネル』を目指します。

見近島付近から望む宝股山

伯方・大島大橋の見近島入り口付近から望んだ宝股山。

宝股山への道

伯方・大島大橋から伯方島ICを降りて国道317号線を西へ進むと、『北浦』と『宝股山トンネル』の看板が見えて来るので、案内通りに右折します。

宝股山の車道

その先はやや傾斜のある登り坂。ぐんぐん登っていくと・・・

宝股山遊歩道入り口

宝股山トンネルの入り口と『宝股山遊歩道入口』の看板が見えてきました。ここでトンネルには入らず、看板が示す通りに写真左の脇道へ入ります。

周りは柑橘畑

辺りはカンキツ畑や荒れた森が広がる細い急勾配の登り坂で車一台がやっと通れる程度の道。案内看板を見落とさず進んでいきます。

林道を登って行く

蛇のようにくねくね曲がる道をひたすら走っていくと、前方に宝股山が見えてきました。あそこが山頂です。近いですね。

宝股山の休憩所

宝股山山頂直下に建つ休憩所と駐車場。登山道入り口はここにあります。休憩所はは最近建てられたような真新しさでしたが、誰も居ないし普段からあまり利用されて無いような雰囲気が漂っていました。

登山道から宝股山山頂

宝股山の登山口

宝股山登山道入り口。看板も何も無いのでどこが登山道入り口がかちょっと分かり辛いかもしれません・・・。

宝股山の柵沿いの登り

登山道は柵に沿っての直登。

見えてきた宝股山山頂

直登の道を登ることおよそ20分、宝股山山頂が見えてきました。

宝股山に鎮座する巨大な花崗岩

宝股山山頂には巨大な花崗岩が鎮座。

宝股山の石神様

この花崗岩の巨石は『石神』として古くより地元の人々の信仰のシンボルとされました。また巨石周辺からは弥生時代の土器が出土するなど宝股山と人との関わりは深いものでした。

巨石に掘られた石仏

巨石に祀られた石仏。

宝股山山頂から大三島方面

山頂より西側、大三島方面の眺め。

宝股山から望む大三島橋

大三島と伯方島を結ぶ大三島橋はしまなみ海道で最も古い橋。全長329メートルで1979年に開通しました。

宝股山から望む多々羅大橋

大三島と生口島を結ぶ多々羅大橋も遠くにうっすらと見えました。

宝股山から東側

宝股山山頂から東側方面。この日は霞のせいで展望は今ひとつだったけど、空気が澄んでいたら瀬戸内全体はもちろん四国本土の石鎚連峰も望めます。

宝股山の風景

午後の日差しに霞む瀬戸内海。

有津地区から見上げた宝股山

宝股山の東側麓の有津(あろうず)地区から望んだ宝股山。

宝股山の魅力

伯方島の中心部にそびえ立つ宝股山からは瀬戸内海の美しい景色を360度のパノラマで見ることができます。海だけじゃなく四国山地や中国山地も望むことも出来るので、瀬戸内海屈指の景勝地とも言えるでしょう。

山頂へのアクセスも良いので手軽にこの絶景を目の前にすることが可能です。

伯方島はしまなみ海道の途中にある島なのでサイクリングやツーリング、ドライブの途中で宝股山に立ち寄ってみては如何でしょうか?山頂から望んだ瀬戸内海の景色は本当に素晴らしいです!

登山四国の山
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稜線の記憶