日和田山-高指山-物見山ハイキング~春から初夏へ

登山

登山した日-2019.5.11

埼玉県西部の日高市に、日和田山(305m)、高指山(たかさすやま:330m)、物見山(375m)があります。

駅から登れる事や巾着田や高麗川横手渓谷、高麗神社や聖天院といった景勝地や神社仏閣周辺に多数あるので四季を問わず観光客やハイカーで賑わっています。

ゴールデンウイークも過ぎ、日に日に緑が濃くなる5月中旬にこの山を登って見ることにしました。

日和田山-高指山-物見山登山コース

※地図内の『+-』ボタンや画面タップで拡大縮小できます。

8:20高麗神社8:55有料駐車場9:30日和田山山頂9:55高指山山頂10:20物見山山頂11:30下山口11:50高麗神社 (合計約3時間30分)




高麗神社から日和田山登山道入り口へ

今回のスタート地点は高麗神社(こまじんじゃ)から。

遥か昔に朝鮮半島から高麗人が移り住んで来た事に由来している神社です。今日の登山の安全をお祈りして出発します!

日和田山と高麗神社1

高麗神社から車道を歩いていると、日和田山が見えてきました。右側の寺院は聖天院。

日和田山聖天院1

高麗神社から歩き始めておよそ30分、日和田山の看板が見えてきました。

日和田山の看板

ここが日和田山の登山口。

そばに有料の駐車場(車は300円)がありました。ここに車を停めて登るのもありです。

日和田山

登山口は新緑に包まれてすっか初夏の雰囲気。

日和田山の新緑

日和田山の登り

登り始めて程なくすると分岐点へ来ました。

写真右側は『男坂コース』でちょっと登りが急です。左側は『女坂コース』で男坂と比べると勾配は緩やか。今回は女坂を選択しましょうか。

日和田山男坂・女坂1

分岐点の先に水場がありました。見た目はきれいな水なんですが、煮沸して飲んだほうが良さそう。

日和田山水場

新緑とヤマツツジに彩られた森の中の登山。初夏らしい光景ですね。

日和田山ヤマツツジ

日和田山の上部まで登ると森はさらに鬱蒼としてきます。

森の中は風が無くて汗がドバドバ。暑くて息が切れそう。

日和田山の急登

森々しい景色から、岩が目立つ景色へと変わって来ると、山頂が近いんだなぁって事を感じさせてくれます。

日和田山岩場

そして間もなく森が開けました!

眼下に目をやると日高の街並みが広がっていてました。300mちょっとの山でこんなに爽快な眺望に巡り会えなんて!ちょっと感動です。

日和田山山頂からの展望

写真真ん中に見える平野は巾着田(きんちゃくだ)。

日本有数のヒガンバナの大群落地で、秋になると真っ赤な絨毯が広がります。

日和田山からの展望巾着田

まだまだ続く新緑とツツジの森。

日和田山の新緑とツツジ

日和田山山頂へ到着しました。

日和田山山頂

高指山~物見山の道のり

日和田山山頂を後にして次は高指山へ向かいます。新緑やツツジの景色から一転して、薄暗いスギ・ヒノキの人工林が続きます。

高指山へ

日和田山山頂からおよそ15分で高指山へ到着。山頂には電波塔が建ってるだけ。

高指山山頂

高指山山頂を越えた先に小さな集落がありました。ここには小さな茶屋があって茶菓子や登山バッジを売っていました。

高指山茶屋

再びスギ・ヒノキの森の中へ。

高指山スギ・ヒノキ森

森の中に咲いていたシャガの花。

日和田山のシャガ

物見山山頂直下まで来ました。あと一息で山頂に到着です。

物見山直下

物見山山頂が見えてきました。なんだかベンチも見えます。

物見山まであとわずか

物見山頂に到着しました。展望はあまりなかったので山頂での滞在は程々にして、東に延びる尾根道を下って高麗神社まで下山します。

物見山の三角点は山頂の外れにありました。

物見山山頂

物見山山頂~東側尾根~高麗神社

物見山東尾根の登山道は木の根っこが蔓延る薄暗くて小さなアップダウンの続く道。でも登山道自体は明瞭で道に迷うような事はありません。

物見山下山

辺りは濃密な森が広がっていて、とても人里近い場所とは思えません。

物見山の森

東尾根を下り切って登山口まで下山しました。

あとは高麗神社まで舗装された道路を歩いて帰るだけ。

物見山下山

今回この山を登ってみて感じた事は、適度に歩けてコースが豊富。危ない箇所も無く、自然も適度に豊か。
気軽な山としては東京の高尾山よりも上かもしれません。

登山秩父/奥秩父の山
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稜線の記憶