撮影日-2019.4.30
春の七座山を歩いた時に見つけた花々を紹介します。七座山は標高300mに満たない小さな山ながら自然はとても豊かです!
※この記事は15枚画像があります。
ヒメアオキ
一年中葉を落とさず薄暗い森の中に生育しています。花は地味だけど、赤く大きな実を沢山付けるときはとても目立ちます。
ミヤマシキミ
ヒメアオキ同様に、一年中葉を落とさず薄暗い森の中に生育しています。
ムラサキヤシオツツジ(つぼみ)
雪の多い日本海側の高山で見られるツツジですが、七座山では標高100m付近で見られました。開花しているのは一輪も無くて、花を見るには訪れる時期がちょっと早かったかも。
ヤマツツジ(つぼみ)
日本全国で見られる最もポピュラーなツツジも七座山にありました。こちらもつぼみだけ。
タムシバ
コブシに似た大型の白い花を付けます。七座山のそこかしこで見られるものの、望遠レンズを使わないと撮影出来ないほど間近で見ることは出来ません。
オオタチツボスミレ
比較的雪の多い里山に見られるスミレ。登山道のそこかしこに咲いていて春を演出する素敵な存在。
スミレサイシン
オオタチツボスミレと同じような花をしているけれど、こちらは花と比べて大きな葉をつけているのが特徴の一つ。
マキノスミレ
濃い紫色の花と細長い葉と、葉が出始めの時は垂直に立っているのが特徴です。因みにマキノとは植物学者の牧野富太郎博士でそこから名付けられました。
オオバクロモジ
花はとても小さくて地味。でもこの木の大きな特徴はとても良い『香り』を持っていること。枝や葉をすりつぶしてみると芳香が漂います。
ツバメオモト(株のみ)
地面からキャベツのように生えて出てくるツバメオモトは初夏になると白い花を付けます。東北でも比較的山深い所でしか見られないこの植物が七座山の里山で見られる事にびっくり。七座山の自然の豊かさに驚きです。
マイヅルソウ
マイヅルソウは関東近辺では奥秩父や八ヶ岳、南北アルプスの標高2000m級の山に登らないと見られませんが、七座山では普通に生えていました。
イワウチワ
北国の森の地面を逸早くピンクの花に染める森の妖精、それはイワウチワです。
オオカメノキ
別名ムシカリ。花は純白なので森の中でとても良く目立ちます。
シュンラン
春の里山を代表する花といえばこのシュンランではないでしょうか。独特の姿と翡翠を思わせる緑色の花が多くの登山者を魅了します。
オオヤマザクラ
別名ベニヤマザクラで、ソメイヨシノや山桜よりも濃いピンク色をしているのが特徴。
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