深緑の高沢山&マリンブルーの野反湖【後編】

登山

登山した日-2020.6.30

高沢山、三壁山を踏破して野反湖畔を歩きます。野反湖畔はマリンブルー色に輝いていました。

三壁山への道

カモシカ平から高沢山まで戻ってきた僕は、今度は本コース最高点の三壁山へ向かいます。

高沢山~三壁山間はなだらかな尾根道で、草原と樹林帯が交互に続きます。

高沢山~三壁山の道

振り返ると高沢山。登りの時は結構勾配があって少しキツイ山だったのに、おわんを伏せたような優しい山容。

お椀型の高沢山

野反湖も相変わらず望めます。

高沢山から眺める野反湖

深緑に染まる極上の稜線歩き。

高沢山の稜線歩き

展望が開けたと思ったら、今度は深い森の中に入ったりと、景色は目まぐるしく変わります。

高沢山・三壁山の森

三壁山山頂(1974m)山頂へ到着。

高沢山と同じくここも森に囲まれて展望はありませんでした。でも歩いて来る途中で見晴らしがあったからそれで十分。山頂には留まらず、野反湖キャンプ場まで一気に下ります。

三壁山山頂

下り途中でまた見えた野反湖は、野反峠で見たときとは随分形が変わっていました。

三壁山山頂からの野反湖

三壁山からの下り始めは爽やかな草原の中。

三壁山の草原

中腹まで下ると辺りは深い針葉樹の森で、下山地点の野反湖キャンプ場までは展望はありませんでした。

三壁山の森

三壁山登山口まで下山しました。

三壁山登山口

登山口の辺りは野反湖キャンプ場の敷地で、バンガローや炊事場がありました。

ここのキャンプ場の設備は綺麗で、いつか泊まってみたいかも。

野反湖キャンプ場

野反湖が近づいてきました。それに天気が随分良くなりました。日差しが熱線のように暑いです。

夏の野反湖

野反湖畔へ

野反湖のダム堰堤から眺めた野反湖は、ダム湖とは思えないほどに『秘境の湖』感がありました。

緑の山々に包まれたマリンブルーの湖面の美しさは言葉では表現できません。

マリンブルーの野反湖

野反湖の畔のあちこちにお花畑がありました。黄色い花はニッコウキスゲで、ちょうど今咲き始めたばかり。

見頃は7月中旬頃で、その時は一面黄色く染まるそうです。

野反湖とニッコウキスゲ

さっき登った三壁山(左)を仰いでみる。

野反湖より望む三壁山

野反湖キャンプ場から車道をしばらく歩いていると、湖畔へ向かう道がありました。早速行ってみます。

野反湖畔へ降りる道

ウッドチップが敷かれた遊歩道を下っていくと野反湖畔へ降り立ちます。そこは草原とお花畑が広がる別天地。

野反湖畔へ

湖畔から高沢山、三壁山・・・と歩いて来た山々を望む。

野反湖畔から見る高沢山、三壁山

湖畔のお花畑の主役は鮮やかなオレンジ色が美しいレンゲツツジです。

でもまもなく主役をニッコウキスゲに取って代わられるでしょう。

野反湖畔のレンゲツツジ

野反湖でのひととき。もし許されるのならば、いつまでもずっとここに居たい。

青と深緑に染まる野反湖

湖畔を歩くことおよそ30分、向こうにゴール地点の野反峠が見えてきました。

野反湖より見る野反峠

湖面まで降りてみました。

野反湖面

野反峠まで戻ってきました。今回の登山はこれでお終いです。

野反峠まで戻ってきました

帰り際にもう一度野反湖を眺めます。今度ここに来る時は野反湖キャンプ場を拠点にして、野反湖周辺の山々を散策してみたいですね。

野反峠より野反湖を一望
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登山上信越の山
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稜線の記憶