登山した日-2016.9.25
朝起きて窓のカーテンを開けると青空が広がってる！！何十日振りに仰いだ青空は巻雲をたなびかせて台風一過のような秋らしい感じでした。
そういえば7月下旬以降山にも行ってないから久しぶりに登山してみようかな。近場でいい山は無いか地図を眺めていると目についたのが埼玉県横瀬町にそびえる丸山（960m）で、手軽そうだからここを登ってみましょう。
今回は芦ヶ久保駅から赤谷集落を経て丸山山頂を目指します。
丸山の地図とコースタイム
※地図内の『＋－』ボタンや画面タップで拡大縮小できます。
芦ヶ久保駅前に無料の駐車場があります。
【コースタイム】9:30芦ヶ久保駅駐車場→9:55赤谷集落→11:00林道→11:20県民の森→11:35丸山→12:10日向山分岐→12:45日向山→13:30芦ヶ久保駅駐車場
道の駅あしがくぼ～赤谷集落
秩父市街へやってくると武甲山が見えてきました。９月に入って殆ど雨ばっかりだったから久しぶりに見る青空、久しぶりに見る山並み・・・目に入る景色が何もかも新鮮でした。
芦ヶ久保駅にある無料の駐車場にバイクを停めて登山開始します。
久しぶりに晴れたとはいえど空気はジメジメ＆気温も生ぬるくて梅雨のような天気です。
無料駐車場の隣は道の駅あしがくぼで、まだ午前中なのにこの混み具合。久しぶりの好天だからどっと人が殺到した感じでした。
道の駅あしがくぼを離れて国道２９９号線を登山口のある赤谷集落へ向けて歩いていきます。赤谷集落までは歩いておよそ30分ほどの道程。
国道２９９号線をしばらく歩くと脇道があってここを登っていくと・・・山肌にへばりつくように建ち並ぶ赤谷集落へ入りました。
赤谷集落からの見晴らしはなかなか良くて、中央奥には両神山の頂きまで拝めるこの展望。
赤谷集落のどん詰まりまで来ると見えてきた登山口。ということでこの先から本格的登山が始まります。
登山口～丸山
登り始めからスギの人工林の中を登っていくので展望の無い単調な登りが続きます。しかも丸山山頂直下までずっとこんな感じ。だから景色を期待してここを歩くとちょっとツマラナイかも。でも登山道はしっかりしていて勾配も適度だから身体への負荷は適度で歩いていて結構気持ち良いかも。
風は無く、夏のようなムッとした空気に包まれた森の中。でも時折聞こえるツクツクホウシの弱りきった鳴き声を聞くと、あぁ、もう夏は終わって秋なんだなぁって。
赤谷集落の登山口から１時間半ほど登るとスギ人工林に広葉樹の疎林が交じるようになり、程なくして林道へ到達しました。
林道を歩き続けた先に『県民の森』という埼玉県の公園施設がありました。ここまで来れば丸山山頂はもうすぐ。県民の森に入って丸山最後の登りに取り掛かります。
県民の森～丸山間は美しい雑木林。
県民の森から登ることおよそ１０分で丸山山頂！山頂には巨大な展望台が建っていたので早速上まで登ってみると・・・。
おぉ！なかなか展望良さげです。
丸山からの展望
展望台からの眺めはこんな感じで実に爽快！とくに西側の展望がすばらしくて秩父盆地や武甲山、両神山を一望できました。
眼の前にそびえ立つ武甲山は生憎雲の中。
秩父市街と両神山。
展望台から東側の展望は川木沢ノ頭、堂平山の山並みが見えるものの、木々に隠れてハッキリとは拝めませんでした。
丸山から日向山方面へ
丸山山頂を後にして県民の森まで戻り、今度は芦ヶ久保方面へ向けて下山していきます。
日向山までは道幅の広い快適な下り道が続いて、やがて芦ヶ久保と日向山の分岐へ到着しました。さてどっちへ行こうかな・・・時間もあるし日向山までちょっと寄り道してみようか。
舗装道路に出ると日向山のこんもりとした山が奥に見えてきました。
日向山山頂は森に包まれた小高い丘のような場所で、家族連れやハイカーで賑わっていました。
日向山山頂には小さな展望台があってそこからは武甲山、二子山の山並みを一望。
眼下には道の駅あしがくぼや芦ヶ久保駅も結構間近に見えました。
人気のない集落をあるき続けて・・・。
芦ヶ久保駅の駐車場まで無事下山。お疲れ様でした！
丸山を登ってみた感想は
今回は4時間程のプチハイキングでしたが、歩いた道はどこも適度な勾配で歩きやすく終始小気味よく登山が出来ました。山頂からの展望も良いし、要所には道の駅や公園施設もあるので快適登山に必要な要素はあらかた持ち合わせている！っていう山です。おすすめですよ。
