大島自然研究路-来島海峡の絶景に包まれて②

登山

地蔵鼻からは来島海峡や今治市街を望むことが出来ました。大島自然研究路ハイキング日記の後編です!

地蔵鼻から絶景を一望

お堂から一段降りたところに小さく開けた場所があって、そこから絶景を思いのままに望む事ができました。

展望所で見た来島海峡大橋は、ここでは木陰に隠れてあまり見えませんでした。かわりに四国本島の今治市街や燧灘を眼前に望めます。燧灘の向こうに連なる石鎚連峰を見た時はその絶景っぷりに思わず声を出してしまいました。

時折吹き付ける風を全身で受けると涼しくて気持ちいい!ほのかに漂う磯の香りを鼻に感じるとさらに多幸感に包まれました。

地蔵鼻から望む来島海峡

地蔵鼻から望む来島海峡と今治市街。

今治市街をズームアップ

今治市街をズームアップ。街の背後には高縄半島の山々が連なっています。

地蔵鼻から望む石鎚山

そびえたつ石鎚山も望めるこの展望!

険しい山肌をトラバース

地蔵鼻に別れを告げて先へ進むと、今までの景色が一変して赤茶けた岩がむき出しの荒々しい斜面をトラバース(横断)するように道は続いていきます。

特に危険な場所は無いけれど頭上からの落石には注意ですね。

地蔵鼻から先の道は岩場

地蔵鼻から先は今までの景色から一変して、荒々しい岩場の光景。

荒々しい景色

こんな感じで道は崖を横切るように続いています。

赤茶けた岩が剥き出した岩場に、松の木やツツジの灌木がへばり付く光景はまるで北アルプスの標高3000mを歩いているような感覚でした。

断崖の淵へ立ち、足元遥か下に広がる海を覗き込むとあまりの高度感に目が眩みそう。恐怖感で視線を遠くに逸らすと今度は燧灘の大海原と石鎚連峰が目に飛び込んで来て視線が定まりません。

次から次へと見応えのある景色が現れるのです。

燧灘を眺めながら

視界いっぱいに広がる大海原は燧灘です。そして遠くに石鎚連峰の連なりが。

大島自然研究路から望む法皇山脈

石鎚連峰の東に連なる法皇山脈。四国屈指の険しさを誇ります。

燧灘を眺めながら

この辺りは背の低い灌木しか生えてないので常に見晴らしが利きます。

見晴らしの良い道

眼下に広がる瀬戸内海。

名駒海岸への道

岩場の断崖をトラバースし続けていると高度は徐々に下げていき、やがてウバメガシの森の中へ入ると何も景色が見えなくなりました。でもこの森も長くは続かず森を抜けた!と思ったら眼の前に砂浜が見えてきました。

大島自然研究路終点の名駒海岸へ降り立ちました。大島自然研究路を踏破したようです!

見晴らしの良い道

ゴールの名駒海岸へ向けて山道を進みます。

祠と登山道

歩道の脇に建つ小さな祠。

見晴らしの良い道

再びウバメガシの深い森。

ゴールの千年松の砂浜が見えてきました

ゴールの名駒海岸が見えてきました。

千年松の砂浜からの展望

名駒海岸の砂浜からの展望。泳ぎたくなるような海ですね。

名駒海岸から大島自然研究路の入り口を望む

名駒海岸から大島自然研究路の入り口を望む。

帰路へ

名駒海岸まで来たら、あとは車を停めてある『道の駅よしうみいきいき館』まで車道を歩くだけ。途中にある名駒峠を越えるのにちょっとばかし汗をかいたけれど、トータルで2時間程度で歩けました。

わずかな時間だったけれど、道中瀬戸内海の絶景があり、険しい崖があり、ウバメガシの深い森があったりと景色の変化に富んでいて何度歩いても飽きの来ないすばらしいコースでした。

名駒海岸を後にして名駒峠をこれから越えていきます

名駒海岸を後にして名駒峠をこれから越えていきます。

名駒峠を越えて道の駅よしうみいきいき館まで戻ってきました

名駒峠を越えて道の駅よしうみいきいき館まで戻ってきました。

最後に来島海峡を一望して家に戻りました

最後に来島海峡を一望して家に戻りました。

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稜線の記憶