谷川連峰・緑にむせる初夏の三国山~平標山~仙ノ倉山(2)

登山

登山した日-2014.6.15

平標山と仙ノ倉山の絶景と高山植物のお花畑に出会えた三国山~平標山~仙ノ倉山登山日記第二弾です!

三角山から平標山ノ家

三角山最後の登りはササ藪と灌木の中の急登で、登り切ると小さな広場の三角山山頂に立ちました。三角山から先へ進むと道は大源太山を巻きながら鬱蒼とした森の中へ入り、そのまま進んで灌木の尾根筋へ出ると平標山・仙ノ倉山の連なりが眼の前に飛び込んできました。

平標山と仙ノ倉山。どちらも新緑と残雪を纏い屏風のように連なっています。その光景は圧巻の一言!ここからは常にこの展望を真正面に捉えながらの登山が続きました。歩いていて楽しいひとときです。

平標山~大源太山の鞍部に建つ山小屋『平標山ノ家』へたどり着いたのは午前9時前。ここは平標山メインコース『平元新道』の合流点でそこから登って来た登山者達で賑わっていました。

三角山最後の登り

三角山最後の登りはまあまあの急登。

三角山頂上に立つと平標山・仙ノ倉山が大分間近になってきました

三角山頂上はこんな感じ。平標山・仙ノ倉山が近づいてきましたね。

平標山綺麗過ぎ

平標山をズームアップ。早くあの頂へ立ちたい!そう思わせる美しさ!

大源太山との分岐点

大源太山との分岐点。ここから15分程度で大源太山山頂に立てますが今回はスルー。

大源太山との分岐点を過ぎて森を抜けると平標山と仙ノ倉山の大パノラマが

大源太山の巻き道を過ぎると眼前に平標山と仙ノ倉山の大パノラマが広がります。

エビス大黒ノ頭

屏風のように続く険しい峰々!左は仙ノ倉山、中央の尖った山はエビス大黒ノ頭。

平標山、仙ノ倉山を常に眺めながら

平標山、仙ノ倉山を常に眺めながら歩いていくから最高の気分です。

平標山ノ家と平標山

平標山ノ家と平標山。

草原に包まれた平標山

平標山ノ家を後にして平標山最後の登りに取り付きます。

辺りは草原と小湿原が点在する尾瀬ヶ原のような優しい景色が広がっています。でも一服する間も無い登りが連続するので結構辛い。間近に平標山の頂を捉えているのになかなか近づいてくれず精神的に堪えます。

息を切らしながら最後の斜面を登り切ると広い山頂へ出ました。たどり着いた平標山山頂には360度の絶景が広がっていて、大勢の登山者たちで賑わっていました。

東側には、なだらかな山並みの向こうに最後のピーク仙ノ倉山が対峙していました。平標山山頂でちょっとだけ一服して仙ノ倉山を一気に目指します。

平標山最後の登りへいざ出発

平標山最後の登りに取り掛かります。

高度を上げていくにつれて、仙ノ倉山の姿形が変化

笹原の向こうに仙ノ倉山。

平標山までもう少しだけど疲労で息が切れる…

平標山までもう少しなんだけど近づいてくれず・・・しんどいです。

振り返ると平標山の家は彼方に赤い点でしかみえませんでした

振り返ると平標山の家は遥か彼方。

苗場山。いつか登ってみたいね

苗場山。いつか登ってみたいですね。

平標山山頂へ到着

平標山山頂へ到着。疲れ果ててしばらく動けませんでした。

平標山のお花畑

平標山山頂を後にするとガレ場の下り坂になって平標山~仙ノ倉山間の鞍部へ降り立ちます。この付近は風の通り道なのか樹木の無い裸地で、白い花のハクサンイチゲが一面に咲いていました。

ハクサンイチゲの中にハクサンコザクラのピンクやミヤマキンバイの黄色の花も添えられていて見事なお花畑です。あまりにも綺麗だから足が止まって見入ってしまいます。

時間が経つに連れて平標山からやってくる人、仙ノ倉山から往復してきた人でお花畑は人で溢れかえってきました。その人混みに弾かれるようにお花畑を後にします。

平標山を後にして仙ノ倉山へ

平標山を後にして仙ノ倉山へ向かいます。

平標山を下った鞍部周辺は一面のお花畑。綺麗すぎ

平標山を下った鞍部周辺は一面のお花畑。綺麗です。

平標山のハクサンイチゲ

お花畑の主役はハクサンイチゲ。

平標山ミヤマキンバイとハクサンコザクラ

黄色いミヤマキンバイとピンクのハクサンコザクラもハクサンイチゲに負けず咲き誇っていました。

ハクサンイチゲと仙ノ倉山

ハクサンイチゲと仙ノ倉山。

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登山上信越の山
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稜線の記憶